先日開催された「第47回全国選抜高校テニス大会」女子個人戦にて、SarchCに通う選手の大会サポートをさせていただきました。

この選手は、大会約2ヶ月前から本格的にSarchCでのトレーニングを開始。フィジカルの強化とコンディショニングに重点を置いたメニューを地道に積み重ねてきました。直前に出場したJOP大会では見事に優勝を果たし、自信と勢いを持って全国の大舞台へ挑むことができました。

しかし、全国大会はやはり一筋縄ではいきません。1日に8ゲームを2試合こなすという過酷なスケジュール。

強豪選手との連戦に加え、試合と試合の間の限られた時間でのフィジカル回復、メンタルのリセット、戦術の確認など、すべてが高いレベルで求められる戦いとなりました。

現地では、1試合ごとのコンディション調整、メンタルサポート、素早いリカバリー対応を行い、選手がベストな状態でコートに立てるよう尽力しましたが、それでも全国の舞台の厳しさをあらためて痛感しました。

そんな過酷な状況の中でも、彼女は最後まで諦めることなく、堂々としたプレーを連発。惜しくも優勝には届きませんでしたが、全国ベスト16という素晴らしい結果を残しました。

試合後、彼女は「優勝を狙っていたからこそ悔しさはありますが、これからの課題がより明確になりました。」と前向きに語ってくれました。この経験が、次なる目標へのモチベーションにつながっているのを感じました。

SarchCでは、競技力の向上だけでなく、「大会当日にどれだけ力を発揮できるか」を大切にしています。トレーニングの積み上げだけでなく、大会当日のスケジュールや選手の状態に合わせた個別のコンディショニングプランやメンタルケアを行い、選手が最高のパフォーマンスを出せるよう全力でサポートしています。

今後も、すべてのアスリートが自身の力を最大限に発揮し、夢に近づけるよう、私たちスタッフ一同がしっかりとバックアップしていきます。