『ストレッチのメカニズム』
ストレッチとは「伸ばす」という事です。
実際には筋肉を伸ばしてあげるのですが、形だけではしっかり伸びません。
例えば、ふくらはぎの筋肉を伸ばしたい場合その筋の起止・停止(筋肉の付いている最初の部分・最後の部分)そして作用(働き)を理解しなければいけません。
右の図に下肢の後面の図を掲載しました。
ふくらはぎにはスネの骨(脛骨、腓骨)からアキレス腱となり踵の骨(踵骨)まで走るヒラメ筋と、太ももの骨(大腿骨)の両側からアキレス腱となり踵の骨(踵骨)まで走る腓腹筋があります。(他にもありますが今回はテーマ的に2つ挙げさせてもらいました。)
各筋肉の働きは以下の様になります。
ヒラメ筋→つま先立ち(足関節の底屈)
腓腹筋→つま先立ち(足関節の底屈)+膝を曲げる働き(膝関節の屈曲)
腓腹筋は太ももの骨まで働いているので、膝の筋にも働くんです!
このような作用が各筋肉にはあるのですが、実際にストレッチするにはどうしたらいいか、、、
筋肉の働く方向の反対の動きをすればストレッチになるんです。
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